「道徳」
小学校の時、「道徳」って授業があったはず。
あれの意味ってなんだろう。
例えば、「困っている人を助ける」
だとか、
「ありがとう」の大切さだとか、
豊かな人間になるために大切なことを学ぶ時間だったのかな。
それとも、
都合の良い弱者を大量生産して、
小賢しかったり
無駄に威圧的だったりする人が
強者ぶってワガママを通せるようにするためなのかな。
「道徳」は、先生が喜ぶ答えを出すと、良い点を貰えた。
社会に出て、「道徳」を発揮しても、
良い点はもらえない。
都合良く利用されたり、
自分が我慢する羽目になったり、
誰かのストレスのサンドバッグになってしまったりする。
「いい人」は弱者なのだろうか。
時々、どうしようもない理不尽を感じる。
そんな事を考えてしまう私は所詮偽善者なのだろうか。
ぐるぐる、頭の中で堂々巡り。
強くて優しい人間でありたい。